腎細胞がん(RCC)について

腎細胞がんの治療法

監修 : 浜松医科大学泌尿器科 教授 大園 誠一郎 先生

1.手術

転移のない腎細胞がんの場合、治療の第一選択は手術で、治癒も期待できます。なお、腎臓は左右に2つあるので、治療のために一方の腎臓を摘出しても、手術後に残る反対側の腎臓が正常であれば腎不全になることはなく、生活の制限も受けません。
最近では、小さな腎細胞がんや多発性の腎細胞がん、反対側の腎臓の働きが悪い場合には、悪い方の腎臓の正常部分を一部残す手術(温存)も行われるようになってきました。
腎細胞がんはゆっくり大きくなるケースが多いので、転移のある場合でも、原発の腎臓の摘出や、転移巣の摘出手術が行われることもあります。また、肺の転移巣の手術では、長期生存も期待されますし、骨、脳転移などに対しても手術や放射線治療で、 QOL(Quality Of Life:生活の質)を改善することが可能です。 

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